会長挨拶
全国各地から多くのサイクリストをお迎えして、「戦国ヒルクライムin韮崎・甘利山」大会を開催できますことに対し、韮崎市民を代表して、心から感謝と歓迎を申し上げます。
本市は、甲斐武田家発祥・終焉の地として知られ、大会名称に「戦国」の名を冠し、甲斐の国激坂決戦として開催してから、本年で5回目を迎えることとなりました。この間、多くの皆様のご支援・ご協力を賜り、大会が年々盛り上がり、いまでは本市を代表するイベントとして定着したことに、市長並びに大会会長としての喜びもひとしおであります。
大会のコースとなっている甘利山は、南アルプスユネスコエコパークの緩衝地域にも指定されている自然豊かな景勝地であり、コース上の各所から眺める富士山の雄姿は『美しい富士山を望むまち・にらさき』を標榜する本市の代表的な景観でもあり、全国屈指の激坂に挑むサイクリストの皆様にとって、目に見えない大きな力を与えてくれるものと思います。
とくに本年の大会は、令和になって初めての大会であり、韮崎市制施行65周年の記念すべき大会となります。どうか皆様には、日ごろのトレーニングの成果を思う存分発揮され、武田24将、武田3姫賞の称号を目指して、戦国武将・武田信玄公の旗印〝疾きこと風の如く〟激坂、激暑を克服し、無事、ゴールを駆け抜けられることをご期待申し上げます。
結びに、この大会の開催に際し、多大なるご協力とご支援を賜りました実行委員各位並びに関係機関・各種団体、そして、多くのボランティアの皆様に対し、深甚なる敬意と感謝を申し上げますとともに、選手の皆様の安全とご健闘を心よりお祈り申し上げ、大会会長としての挨拶といたします。
戦国ヒルクライムin韮崎・甘利山
大会会長 内 藤 久 夫
実行委員長挨拶
南に世界文化遺産の富士山、西にユネスコエコパークに登録された南アルプスを望む、大自然に抱かれた風光明媚な韮崎の地で、「戦国ヒルクライムin韮崎・甘利山」大会を開催できますことは、観光協会会長の立場としても大変喜ばしい限りです。
本大会のゴール地点である甘利山の山頂は、約15万株ともいわれるレンゲツツジが群生する山梨を代表する観光名所として知られ、6月には山肌全体が朱色に染まり、空の青、木々の緑といったコントラストはまさに圧巻です。
このたびの大会参加を契機に、来年のレンゲツツジのシーズンには、ぜひ甘利山にお越しいただけますようお願い申し上げます。
また、会場周辺にはノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智博士が館長を務める韮崎大村美術館や、大会のキャッチフレーズでもある「戦国」の名にふさわしい武田家ゆかりの歴史遺産など、見所も多数ありますので、お帰りの際にはぜひお立ち寄りいただければ幸いに存じます。
エントリーされた皆様方には、厳しい暑さの中での競技となりますので、適宜、水分の補給をしていただき、また、急峻なカーブが多いため、安全走行に努めながら、無理のない範囲で、それぞれがベストを尽くしていただくことにご期待いたします。
結びとなりますが、大会の開催に当たり、多大なるご尽力をいただきました関係各位に対し、心からの感謝と御礼を申し上げ、実行委員長としてのあいさつといたします。
戦国ヒルクライムin韮崎・甘利山
実行委員会委員長 保 坂 耕