ツール・ド・ニッポンとは

由良町の観光と聞くと、白崎海洋公園がよく出てくるが、ここにはさらに奥深く、由良町の歴史が垣間見れる場所がある。

その名も鷲峰山 興国寺(じゅぶざん こうこくじ)

まずは入り口に行ってみた。

すごい大きな門がある。

近くに寄ってみる。

、、、、支えるの重そう。


すごい複雑な作り!!


組み上げてから彫刻されているであろう横柱。(多分、絶対。)

どうやら只事ではない感があるこのお寺。

前方を見ると、、、

石のスロープ!!

普段見慣れているお寺は石段なイメージだが
ここはバリアフリーな設計になっているようだ。(でもデコボコしてて車輪はきつそう)
スロープを登っていくと右手に見えてきたのがこの石塔。

立て札を見ると、これは約200年前に生まれた由良守応(ゆらもりまさ)の墓だそう。

由良町という町名の由来となった人物。
なんと明治時代には岩倉具視の欧米視察団の一員として
先進文化を学び、帰国後に東京で日本初となる二階建て乗り合い馬車を開業したとか。

要は現代でいうところの『二階建てバス』を初めて作った方が由良町出身です!!

かなり渋い。
しかし当時このシステムは最先端すぎて国民に受け入れられず、結局廃業してしまったとか。

時代を先取りしすぎた由良町の天才 由良守応。
彼を超える逸材が現れるのもそう遠くない未来かもしれません。(誰やねん)

気を取り直してさらに前へ。

ここから階段に(バリアフリー終了)。
、、結構奥が深い。階段周りが石垣で、まるでお城のよう。
階段を登ると現れた興国寺の本堂。


青い空に、誰もいない静けさ。
ここには何か居そう。そう感じさせる荘厳な景色に言葉が無くなる。

お参りを済ませ本堂を見上げると天井には巨大な龍の絵が!
、、、何か居そうと思ったのはこの龍なのか。
(写真を撮るのが恐ろしくなったので、気になる方は現地へ!)
引き返そうとするとこんな立て札が

、、、ん?天狗堂?
引き返す足が止まり、本堂を左へさらに奥へ


本堂の上にさらに別の建物を発見!


近づいてみると天狗堂の文字が!

、、、、、、、、

でかい天狗が居たー!!
そう、ここはかつて天狗が舞い降りたと言われる地。
その昔火事で焼かれた伽藍を天狗が一夜にして再建したという伝説から天狗に感謝して建てられたそうだ。
毎年1月にここで天狗祭りも行われているそう。

そして隣にあるこの天狗命根石(てんぐめいこんせき)。

なんと地球創世期の石らしく、中には数億年前の水が溜まっているとか。(なぜそんなすごい物がここに。。)
そしてこの石をなでながら天狗に願い事をすれば叶うらしい。

天狗堂を後にすると近くには源実朝の菩提が

興国寺はそもそも源実朝の菩提を弔うために創建されたお寺みたいだ。

鎌倉時代の征夷大将軍の話から明治時代の二階建てバス誕生秘話まで、
確かに興国寺には由良町を感じる歴史があった。

鷲峰山 興国寺

〒649-1103 和歌山県日高郡由良町門前801
0738-65-0154