ツール・ド・ニッポンとは

お土産だけは絶対に外したくない。せっかくだからここでしか買えないお土産を買っていこう。

、、あると思います、その気持ち。

そしてもちろんあります、この由良町にも。

今回訪れたのは由良町民なら誰もが知ってる老舗、和菓子屋の「錦花堂」しらす屋の「魚政商店」

共に創業100年以上の歴史あるお店だ。

100年の間この地に愛されたお店に寄って帰らない訳には行かない。
まず向かったのは和菓子屋の「錦花堂」(きんかどう)。

紀伊由良駅から造船所や役場がある町の中心地へ車で向かうこと4分。「錦花堂」の看板が見えてきた。

こちらのお店は明治20年に創業されて現在で4代目、131年続いている老舗和菓子屋。


和歌山県推奨の優良県産品『プレミア和歌山』にも選ばれている!
そしてここの代表銘菓はこちらの力餅

、、、なんか見たことある顔だ。。

これは別記事で紹介した由良町のお寺、鷲峰山 興国寺にいたあの天狗!!!
(記事2参照)

この銘菓は興国寺の天狗の好物が餅だったことから作られたお菓子。
書かれているのは「力餅」だが、ここでは「天狗力餅」と呼ばれているそう。面白い!

中身が気になるので早速購入。どんな餅なんだろう。

おお!餅が何かに挟まれてる!

これはなんだ!!!

(サクッ)

ふ菓子だ!!!しかも餅の中に餡が!!!

この「天狗力餅」は、自家製餡を求肥餅で包み、2枚のふ焼き煎餅で挟んで食べるのだ。

もっちりとした餅の食感の中に甘い餡が存在感を出し、その全てをふ焼き煎餅が包んでさらに香ばしさが!
あっという間に食べてしまった。。

これは美味しい!そして珍しい!!

この絶妙なバランスとコンビネーション。これはなんて表現したらいいんだろう。

野球に例えるならセカンドショートファーストで
4!6!3!のゲッツー!!ダブルプレー!!!

といった感じです。


記者の写真では伝わりにくいが、茶会に行く人は是非買ってほしい一品!!
そして今の時期(2月)の包装は冬仕様であり、夏仕様もあるのだとか!

冬仕様は餅をふ焼き煎餅で挟んだ状態で包装されており、
夏仕様は餅とふ焼き煎餅を別々に包装して食べるときに挟むのだそう!

実は天狗力餅は高温と湿気に弱く、いつでも煎餅のサクサク食感を味わえるよう夏場は小分けして包装しているのだ。

これは夏仕様も食べてみたい!また暖かくなったら来ます!

そして次に訪れたのは錦花堂から徒歩で4分、しらす屋の「魚政商店」。

こちらも現在3代続いている老舗のしらす屋さん。


中に入るとこんな感じ。
しらすの加工場と販売所が一つになっていて、
一見お店じゃないと勘違いしそうになるがそれがまた田舎ならではのいい感じ。

せっかくなので三代目店主 田代さんの奥さんに色々聞いてみた。

この看板の方が三代目店主の田代さん、職人!!!

ここで販売されているメニューがこちら

冷蔵庫に無造作に貼られている感じもいい!!

奥さん「うちのしらすは専属の漁船があってそこから全部仕入れてるの。だからその日によって水揚げされるしらすの量も違うし販売できる量も変わってくるのよ」

そう言って見せてくれたのが出来立ての『やわらかちりめん』

釜揚げ後すぐ天日干しで2~3時間、絶妙な柔らかさで仕上げられたちりめんは
まさに職人技。


さらに天日干しをして水分を飛ばした上干しちりめん。旨さをさらに閉じ込めた歯ごたえある一品。
奥さん「うちのしらすは贈り物にも喜ばれるからね!インターネットで全国から注文が入って大変よ!」

奥さん「これで去年の12月一ヶ月分の伝票よ」
一ヶ月!?これ何枚あるんすか?笑
奥さん「1,000枚くらいかな」

1,000枚!?いくらなんでも売れすぎじゃ。。。笑
奥さんとの談笑も続き最後に「釜揚げしらす」をお土産に。
奥さん「しらすは鮮度が命!うちは冷凍せんから新鮮よ!」

いやー、これ見ればわかりますわ。
ふわっふわですやん。

もうこの場で頬張りたい。


しらすの入った容器を紙で包むところも新鮮そのもの

お店を出て散歩していると、もうそこには海に沈む夕日が。

毎日こんな景色を見ながら、「天狗力餅」と「しらす」を食べれたらどんなに幸せか。

和歌山県由良町には「また帰ってきたい」そう思わせる確かなお店があった。

錦花堂

〒649-1111 和歌山県日高郡由良町里1356
0738-65-0072

魚政商店

〒649-1112 和歌山県日高郡由良町網代201−17
0738-65-0061