記事を書いたのは
美しい自然と長い歴史の中で育まれた伝統文化が色濃く残り、全国屈指の湯の街として知られている加賀温泉郷。
この温泉郷を舞台に始まった「温泉ライダーin加賀温泉郷」は今年、開催5周年をむかえました。
この記念すべきイベントにサポートMC&ゲストとして参加したCHOCOが感じた「温泉ライダーin加賀温泉郷」を思うままにレポートしちゃいます!
みなさまに愛されて5周年
自転車・温泉・加賀の幸が一度に楽しめる「温泉ライダー in 加賀温泉郷」
加賀温泉郷は、古都金沢より南へ約40キロに位置し、日本三名山の一つ「霊峰白山」の恵みにより、粟津、片山津、山代、山中の地に温泉が湧き出る北陸有数の温泉郷です。
この加賀温泉郷を駆け巡る自転車ライダーたちにホスピタリティを提供したいという想いからつくられた自転車イベントが「温泉ライダー」です。
そして今年は、「温泉ライダー in 加賀温泉郷2016 ~いい湯だな 5周年だよ!全員集合!~」と銘打ち、
2日間にわたり、ヒルクライムレース・エンデューロレース・ヒルクライムレース・キッズレースの3本立てという豪華な競技の顔ぶれでの開催となりました。
誰でも気軽に参加できるのがこの大会の魅力で、友達同士で参加するもよし、ソロで参加するもよし。
ママチャリ&仮装、そしてキッズライダーもウェルカムなのが嬉しい大会ですね。
5周年ありがとう企画として実施された「立杉ヒルクライム」
温泉ライダー in 加賀温泉郷2016 5/28(土)大会1日目。
午前8:30からヒルクライムレースへ出場するために
クライマーたちは各々の想いを胸に山中温泉総湯菊の湯前広場に集結しました。
出走をする選手たちは受付を済ませ、知った顔があれば談笑をしています。
ヒルクライムレースは初の開催となりましたが、今年はヒルクライムとエンデューロに参加するという選手も多くみられ、今日と明日、お互いがんばりましょう!というような声が多く聞こえたのも温泉ライダーin加賀温泉郷ならではだと感じました。
さて、ここでヒルクライムのコースプロフィールを少し、紹介します。
「立杉ヒルクライム」
競技計測区間距離:約9.6km
緩い上り区間:約6.4km 平均斜度2%
急坂区間:約3.2km 平均斜度:約8%
受付を済ませ、10:00から開会式とライダーズミーティングを終えると、スタート地点の山中温泉菊の湯前の広場から計測ポイントまで移動をします。
ここの区間はパレード区間となり、追い越し禁止となるため、選手たちはこれから始まるレースに向け、胸が高まりながらも景色を見ながらのんびりと計測ポイントへと足を回していました。
そして、いよいよ計測ポイントへ到着。
戦いの舞台は、コース延長約9.6km、最大標高差358m、独特な農村集落の歴史的風致を形成している「加賀東谷伝統的建造物群保存地区」を通る長閑なコース。
前半6.4kmは平均斜度2%の緩い上り区間となっており、集団走行が予想されるため、ゆったり走りたい選手は、ブロック後方でのスタートを勧められ、それぞれ出走位置の変更が行われました。
後半約3.2kmは一転して、平均斜度約8%の急坂区間となり、最大斜度は約17%となっているそうです。
こ、これは心が折れてしまうくらい激坂ですね…!
体感としては壁を想像していただいても言い過ぎではないと個人的に思います…!!
想像するだけでも心拍があがってしまいます(笑)
「がむしゃらに激坂に挑むのも、マイペースで上ってもどちらでもOK」という運営の皆さんからのお言葉があったとのことで、ゆっくりペースの選手も気負わず楽しめたという声をレース後に聞くことができました。
ゴール後は立ち止まらず進んで、石川県県民の森公園まで下り、スタート地点へ戻るために、加賀の風情ある自然を感じながらゆったりサイクリング!新緑がまぶしいこの季節に加賀の自然を堪能でき、思わず写真を撮りたくなるようなスポットが目白押しだったとか。
サイクリング区間の距離は20㎞近くありましたが、緩やかな下り勾配が続くコースのため、参加された選手たちからは、このサイクリングが最高に気持ちよかった!と教えていただきました♪
山岳を制した証「半纏・ブラン・ア・ポワ・ルージュ」
ヒルクライムレースの各カテゴリーのチャンピオンには山岳を制覇した者に贈られる白地に赤色の水玉模様の「半纏・ブラン・ア・ポワ・ルージュ」が贈られ、表彰式は大いに盛り上がりました。
チャンピオンカテゴリーでは、TEAM UKYO 畑中勇介選手がオープン参加をし、圧倒的な走りを見せていました。その走りにしっかりとついていったゼッケンNo.1012 青山学院大学自転車部OB 高橋利尚選手が畑中選手に続いてゴールをし、優勝。半纏・ブラン・ア・ポワ・ルージュを手にしました。
本当の闘いはここにあったのか…!?「じゃんけん大会」
ヒルクライムレース表彰式後に実施されたヒルクライム参加者を対象とした「じゃんけん大会」では、温泉ライダーin加賀温泉郷5周年を記念し開催された立杉ヒルクライムにふさわしい、豪華な賞品が並びました。特に大会に協賛いただいている新家工業様から提供された「Muddy Fox CX」が登場した時には参加者も思わず前のめりになっていました。
「Muddy Fox CX」は軽量スリムなクロモリフレームが魅力で、多少の悪路から町乗りまでいろいろな楽しみ方ができるスポーツバイクです。エンデューロに比べると当選確率はぐっと高いので、ヒルクライムレース並みの白熱ぶりとなりました。
その後、会場を移して行われたエンデューロの参加者を対象とした「じゃんけん大会」では、(株)エヌ・ビー・エス様ご提供の完成車、「COLNAGO STRADA SL 105 STYL 480S」がじゃんけん大会賞品に出されたこともあり、多くの参加者の方がじゃんけん大会に参加しました。MCが勝ち残った方に対して、賞品の受け渡しを渋るという場面もありましたが…MCはブラッキー中島と私CHOCOです(笑)
こちらも大盛況の中、初日を終えることができました。
未来のアスリートたちが集まったアローレカップ 温泉ライダーキッズin加賀温泉郷
温泉ライダー in 加賀温泉郷2016 5/28(土)大会1日目。
時を同じくしてヒルクライムレースの裏側では、ホテルアローレ駐車場内に設置された特設コースにて、2~6歳のキッズが主役となるランニングバイクレースが行われていました。
ウィーラースクールジャパン代表であるブラッキー中島さんと共に、私CHOCOがキッズレースのMCとして会場に伺いました!
ブラッキー中島さんは「温泉ライダーin加賀温泉郷」には今回初登場!
「子どもと一緒に楽しむ」をテーマにツーリングやレースなどを続けるうちに、ベルギー発の自転車教室と出会い、それ以降ウィーラースクールジャパンというボランティア団体を率い、日本における子どもたちへの自転車普及活動を中心に活動されているとっても素敵な方です!
さすが、ブラッキーさん、子どもたちの心をつかむのが上手!「ブロッコリーさん、ブロッコリーさん」と早速、キッズライダーたちと打ち解けられていました。笑
2歳~6歳、そして初めてレースに参加する方を対象としたビギナーレースに、世界を目指して戦うキッズライダーによるデモレースなど、大人のレースも顔負けなほど、白熱したレース展開が繰り広げられていました。
約150人のキッズたちが参加し、それぞれ予選・敗者復活戦・準決勝・決勝ステージへと多くのレースをこなしていきます。応援・サポートするために多くの親御さんがいらっしゃっていましたが、中には親御さんのほかにも、おじいちゃんおばあちゃん、親御さんのご兄弟まで応援に駆け付けているという一族総出のご家族もいらっしゃいました。
まだ歩き始めて間もない2歳クラスの選手がゴールを目指して最後まで走りぬく姿。
転んでしまっても最後まであきらめずに起き上がって前を向く3歳クラスの選手。
多くのドラマが大人たちの心を揺さぶっていました。
MCや実況にも力が入ます。大人のレースと変わらず、名前の読み上げやレース展開を伝えていきました。
カテゴリーが上がるごとに、レースのレベルがどんどん上がり、大人も目を見張るレース内容。
フルコースで走る4~6歳クラスではコーナリングの度に足裏を地面につけてスピード調整をし、華麗にコーナーを攻めるかなりテクニカルな選手も多くいました。
レースの合間に行われた「5,6歳カテゴリー選手によるデモレース」では大きな歓声があがりました。
北陸地域で活動するキッズランニングバイクの選手たちが世界大会を目指し、集まり結成されたチーム「ユナイテッド北陸」。彼らが軽快かつ豪快な走りをみせてくれました。
その他にレースの合間に行われたBMXライダー宇野陽介さんによるBMXパフォーマンス。宇野さんはアメリカで行われたプロBMXコンテストで日本人初の優勝を成し遂げられ、そのライディングテクニックに会場から大きな拍手が起きました。
ここでもキッズが登場。しかも世界レベルのキッズです!
BMXの世界大会を当時9歳で制し最年少優勝した「佐藤惣叶」くん(10歳)が登場。
BMX(バイシクルモトクロス)とは自転車をハンドルが360度回転する小ぶりの競技用自転車のこと
このBMXを操り、技の難易度や独創性を競う「フラットランド」の世界大会でプロ志望者も出場するエキスパートクラスにエントリーし、見事優勝をした佐藤君のスゴ技の連続に会場はスタンディングオベーションに包まれました。
キッズたちに負けてられない!キッズレースの合間で大人たちも大健闘
会場内のブース出展の中で、多くの人が集まっていたのが「最高速王決定戦」
「KEIRINブース」にはバーチャルでバンクを走り、計測をできる体験コーナーを設けており、競輪選手で伊藤 健詞選手(S級)から様々なアドバイスをいただきながら、さらに競輪の実況をされている池田さんの生実況を交え、競輪選手気分を味わえてしまう体験が大盛り上がり。予選を経て、決勝では見事な対決が繰り広げられていました。
石川県を拠点に活動しているトライアル集団「グリーンサイクル」のメンバーの皆さんによるバイクトライアルのステージが行われ、軽トラックを軽々と後輪のみでバランスを取りながら飛び上がり、大きくジャンプし、飛び降りるなどのスゴ技をパフォーマンスが手拍子にのせて披露され大きな拍手が送られました。
昼食時に開催された「第2回カレーの王様選手権」。早食い競争なのですが、ただの早食いではありません。
決勝戦では2人に1人の割合で超激辛調味料が混ぜ込まれたカレーがランダムに配られ、勝利への道を阻んでいくのです。企画立案者の方が自らマイクを握り、参加者の皆さんの闘志に火をつけ、全員やる気満々。
パリッとしたスーツを着こなしたホテル アローレのスタッフの皆さんが高級料理さながらに颯爽とカレーを運んで来られ、ノリと勢いの企画に華を添えていただきました。
限定30人で行われ、予選を勝ち抜いた6名で決勝戦が行われましたが、優勝者はなんと去年のチャンピオンであるスレンダーで華麗(カレー)な女性!見事ディフェンディングチャンピオンとなりました。
昨年に引き続き、笑いの絶えない早食い選手権となりました。
石川県の名産品「オリンピックカレー」が賞品として送られました。
キッズライダーたちの表彰式でも加賀のおもてなしの本気度を感じられた
アローレランニングバイクカップのすべてのカテゴリーのレースが終わり、いよいよ表彰式。
なんと、決勝に出場した全員がステージにあがり、表彰を受けることができます。
そして、最年少の2歳のライダーにも、チャンピオンの証である小さな小さな黄色の「半纏・ジョーヌ」が贈られました。
加賀温泉郷のPRグループ「レディー・カガ」のメンバーさんのお手伝いのもと、アローレ代表取締役 太田長夫様に表彰状とメダル・賞品の授与を行っていただいたのですが、
ひとりひとりの順位、対象選手のお名前と表彰内容を読み上げ、全員と握手をされていました。
「彼らにとっては初めての表彰かもしれない。頑張ったことを褒めてあげたい。」と全員に目線を合わせて表彰式に臨まれていたこともあり、わが子の活躍を称賛されたことに涙する親御さんの姿も…。
表彰式の最中に、太田代表の足元には「おじちゃん、ありがとう」とキッズたちが抱きつきにいった場面もあり、会場にいた皆さんの心をほっこりとあたためていました。
いよいよ、温泉ライダーin加賀温泉郷 エンデューロが開幕
温泉ライダー in 加賀温泉郷2016 5/28(土)大会2日目。
距離:4.1km 最大標高差27m の周回コースで公道を封鎖して行うエンデューロレースです。
各カテゴリーにエントリーした選手の総数はなんと約1000人!
この大会はレース志向の方はもちろん、レースデビューの初心者の方や、ママチャリや仮装をしていても参加ができるのが大きな魅力です。普段、一緒に走ることのないようなメンバーが同じコースでルールと譲り合いの心を持って、レースに挑戦をしていきます。
私たちMC・ゲストはチームを組み、エンデューロに挑戦をしていきます。
自転車活用推進研究会 理事長 小林成基さん、自転車ツーキニスト 疋田智さん、自転車大好き芸人・トライアスロンで世界に挑戦中の安田大サーカス 団長安田さん、競輪選手 伊藤健詞さん、ウィーラースクールジャパン代表 ブラッキー中島さん、そしてCHOCOがゲストチームのメンバーです。
受付を終了した選手たちはスタート位置につき、開会式・競技説明(ライダーズミーティング)が行われました。
今大会・エンデューロのMCはサイクルナビゲーターの絹代さん。
前日のヒルクライムレースから会場を盛り上げ続けていましたが、エンデューロ当日はとても華やかな和装姿で、選手ひとりひとりにしっかりと声が届くようにアナウンスをされていました。
選手の立場にたったわかりやすいアナウンスや聞き取りやすい声…思わず聞き入ってしまいます。
いよいよ出走の時間が迫り、自転車活用推進研究会 理事長 小林成基さんから大会のご挨拶、安田大サーカス 団長安田さんから参加者の皆さんに激励の言葉がおくられました。
そしてスターターは加賀温泉郷のPRグループ「レディー・カガ」として活動する「小乃葉」さんが春らしい着物姿でスターターをつとめられました。
スタートの号砲とともに4時間の戦いが始まりました。ローリングスタートを牽引するのはTEAM UKYO 畑中勇介選手。前日のヒルクライムレースに引き続き、集団をコントロールするペーサーとしてオープン参加で出走いただきました。前日のヒルクライムの疲れなど感じさせない力強く安定した走りはさすが2015年Jプロツアー覇者の走りです。こんな一流のすごい選手と一緒に走れる大会、なかなかないですよね…!
ローリングスタートで早々に集団は縦伸びになり、本格的なレースが始まりました。
沿道からは、イスを出して応援をしてくれる住民の皆さんからのあたたかい声が選手たちに届きます。
「この環境でレースができるってすごいな。地元の人から応援してもらえるってすごいな。」と思いながらコース上を走行していました。
温泉ライダーの感動ポイントはこんなところにもあるのです。
MC、ゲストチームは走っていない間、会場内にある出展ブースを練り歩きました。
疋田さん、団長安田さんが次々と出展ブースの方々の元へ行っては試食しては感想をお伝えし、
それをわかりやすくまとめ進行をする絹代さんはさすがです!
なんと全ブースのご紹介をすることができました。このチームワークが会場の盛り上げを支えているんだな~と妙に納得をしてしまいました。この間、自活研の小林理事長は実況席にいたり、ブラッキー中島さんはマッサージの体験をされていたり…そして交代相手がいない競輪の伊藤選手はおひとりで6周も走られていたとか!
素晴らしいチームワークのゲストチームでした(笑)
レースが折り返した頃、なんと会場にサプライズゲストが登場。
石川県のお隣、福井県へ帰省されていた愛三工業レーシングの中島 康晴選手が、会場に顔を出していただき、ダメ元でレース走っていきませんか~というお願いを快く引き受けてくださり、なんと
飛び入り参加をしてくださいました。
温泉ライダーのスタッフさん、MC&ゲストの皆さん…すごすぎますね(笑)!
ブラッキー中島さんのゼッケンで走り出した中島選手。えらいイケメンでいい体になっているぞ、と女性陣がざわめいていました。わたしは遊び心満載なこの大会のトリコになってしまいました(笑)
大きな事故もなく、4時間経過のタイミングでチェッカーフラッグが振られ、それぞれフィニッシュする選手たち。
そして、最後の最後まで勝負の行方がわからなかった「男子・ロードチーム」。
2つのチームが牽制しあい、ラスト1周でラップライムよりかなりスローペースで最後の直線に戻っきて、多くの観客がゴール前で見守る中、スプリント勝負の一騎打ち。
その戦いを制したのはゼッケンNo.677 「Neigh Borhs RT A 」でした。
多くのライダーたちが、温泉ライダーの仲間入りを果たした
第一回大会から参加されている方やチームも多くいると聞きましたが、今回初めて温泉ライダーに参加したという方も多く、また参加したいと口々に話されていたことが印象的でした。
表彰式では、4時間エンデューロ全カテゴリー1~6位が表彰をされ、優勝者には「半纏・ヴェール」が、1~3位には「加賀の伝統工芸・山中塗りメダル」が贈呈されました。
そして、その他、特別賞として以下の表彰が贈られました。
<仮装賞> 大会を明るく盛り上げた服装や仮装をした個人
<フォーエバーヤングの部> チーム全員が50代以上で6位までのチーム
<おもてなし賞> 最遠方賞。もっとも遠い場所から参加してくださった方
<温泉ライダー賞> 温泉ライダーズが独断で最も温泉ライダーだと思う個人、もしくはチーム
<企業対抗の部> 企業対抗の部にエントリーした方で1位のチーム
そして、ヒルクライム・エンデューロの合計成績で最も優秀な記録収めた選手に、温泉ライダーの頂点、黄色の「半纏・ジョーヌ」が贈呈されました。
なんと、シャンパンファイトまで行われました!ステージにて生で立ち合うのが初めてだった私は終始、大興奮でした!
選手たちの胃袋を支えた「加賀の食材を使ったグルメや名産品」
2日間にわたって、温泉ライダー参加者の胃袋を支えたのは加賀の魅力ある飲食で、おもてなしの気持ちをこめて、サービス提供されていた「ふるまいブース」と「加賀の食材を使ったグルメ」でした。
ヒルクライムのふるまいはなんと2箇所もあり、地元で知る人ぞ知る山中商工会ご提供の「娘々饅頭」と「スープ」、「コロッケ」と「かに汁」をふるまっていただきました。
エンデューロでは昨年に引き続き「鴨だしうどん」。加賀の名物の一つを無料でふるまいまっていただきました。その他にもきゅうり、トマト、バナナ、(株)フジセイカ様ご提供の羊羹も用意いただき、補給代わりに多くの選手たちが加賀の味を堪能していました。
ホスピタリティという言葉で表しきれない「加賀のおもてなし」
温泉ライダーin加賀温泉郷への参加は初めてだったのですが、個人的におもてなしの本気度を感じた大会でした。
運営スタッフをはじめ、地元の皆さんで構成される温泉ライダーin加賀温泉郷実行委員会の方々の細かい心配り、全力で大会を盛り上げて楽しんでもらおうという気持ちがあふれていました。
自転車に乗り、加賀の美味しいグルメを堪能し、温泉を楽しんで、人の温かさにふれることができる大会は他にあるのでしょうか。
ホテルアローレの女性露天風呂でのワンシーン…
第一回温泉ライダーの参加賞である桶が置いてあったり、今回の参加賞であるシャンプーハットを早速活用されている方がいたり、参加者でない一般利用客の方が、「今年の温泉ライダーの参加賞はそれなの?」と声をかけていたりと、地元と参加者が交流するシーンを目撃したり。。。
個人的に嬉しかったのは、大会前日に私が電車で加賀温泉駅に降り立った時。
2年前にお会いした実行委員会のメンバーさんたちが中心となって、大きなウェルカムボードを用意して駅までお出迎えをしてくれたことは忘れられない思い出となりました。
もはや加賀の風物詩といえる温泉ライダーのあいさつは「また来年」
閉会式あとに参加者の皆さんがお互いの健闘をたたえながら、交わしていた挨拶がとても印象に残っています。
「また来年」「また来年」
もはや加賀の風物詩といえる温泉ライダーin加賀温泉郷…それぞれの想いをむねに岐路につきました。
しっかりと温泉ライダーの楽しみ方を味わい尽くした私にも皆さんと同じ気持ちが芽生えた2日間でした。
それでは「また来年」。
(記事:CHOCO)