前日から楽しみ方盛りだくさん!犬吠埼エンデューロ 銚子〜イイ!
銚子電鉄にトコトコと揺られて千葉県の最東端へ。
舞台は、日本一早い朝日が拝めると初日の出には多くの人が集まる「千葉県銚子市」。
ツール・ド・ニッポンの第4戦として『犬吠埼エンデューロ』が6月4日(日)に開催されました!
犬が吠える岬と書いて、犬吠埼。
名前の由来は諸説あるそうですが、ひとつに
源義経が頼朝に追われ、奥州に逃れる途中、愛犬と共にここ犬吠崎に立ち寄った。
しかし愛犬は弱っており、これ以上お伴として連れて行けないと判断した義経は、愛犬をこの犬吠埼に置いていった。
主人を慕って犬は7日7晩鳴き通したことから、犬吠埼という名前がつけられた。
というお話があるそう。
いぬぼう「さき」の字は、「崎」「﨑」などとよく間違えられますが、
必ず左が「つちへん」の「埼」を使います。
実は灯台のある場所にはこの「埼」の字が使われるのだそうです。
さて、今年で2回目の開催となった犬吠埼エンデューロ。
昨年から参加者も増え、カテゴリーも5時間/3時間/2時間エンデューロとパワーアップ。
なによりこの大会も実行委員のみなさんのパワーがすごい!
進むべき道を示す熱意ある実行委員長と、その周りをサポートするみなさんに、私達も刺激を受けるばかりです。
それでは早速、前日〜大会当日の様子を写真で見ていきましょう!
初開催ギャザリングライド!前日イベントとして、会場まで自転車で向かう
今回、犬吠埼エンデューロではツール・ド・ニッポンシリーズとしても初の試み、「ギャザリングライド」を開催しました。
ギャザリングライドとは、移動でしかなかった会場までの道のりを、グループライドで移動をしてより楽しもう!という試みです。
もちろん荷物の問題や工程中のトラブル対応の不安などあると思いますので、今回はサポートカーが帯同して、参加者の方と一緒に会場を目指しました。
そして、ほとんどが1名での参加でしたが、初めましてでも1日を過ごす間に自然と打ち解けてしまうのが、グループライドの魅力ですね。大会当日にもお互いに声を掛け合ってレースの感動を分け合う姿を見た際には、運営冥利につきると感じた瞬間でした。
そちらについては、別途レポートをご覧ください。
両手いっぱい銚子のお土産!前夜祭を実施
昨年に続き、今年も銚子のみなさんからのおもてなしとして、前夜祭が行われました。
地元の食、ゲストトークショー、豪華すぎるじゃんけん大会(自走では持ち帰れないほどのお土産をもらう方も)。
これでもかっ!というくらい満喫できる前夜祭でした。また、参加者同士の交流や、運営側との交流も、楽しみの一つです。
銚子の幸をふんだんに使い、食事やドリンクが提供されました。
ゲストトークショーでは銚子の魅力を紹介
全員で集合写真。「犬吠埼エンデューロ 銚子〜イイ!」がここで合言葉として生まれました。
豪華すぎるじゃんけん大会で、両手いっぱいのお土産をゲット。
潮風を感じながら600名が快走!
レース当日。朝の受付時間はなんと、5:00〜6:15!ツール・ド・ニッポンでもシリーズ1の早さで、スタートも朝日に合わせて7:30と、シリーズ1の早さです。(その代わり終わり時間も早めで嬉しい。)
早朝の天気は雲が多かったのですが、前半戦が終わるころには太陽の照りつける真夏日となりました。
会場は犬吠埼灯台の少し北側、「君ヶ浜しおさい公園」。
会場のすぐ横はずっと浜になっていてます。
誰からの掛け声がなくとも、日本人はラジオ体操の音がすると、体が動いてしまうので不思議です。
今回のMCは宇都宮ブリッツェンから廣瀬GMと、ツール・ド・ニッポンでおなじみのMC南隼人さん
集団は長く、細く、レース終盤まで続きました。
海を背にのぼるコースの難所!風と坂のダブルパンチを超えていきます。
レース後にお互いを称え合う姿は、見ているこちらが熱くなります。
だんだん浸透してきた?「犬吠埼エンデューロ 銚子〜イイ!」
チームメイトがゴールを見守ります。
そしてレース後のじゃんけん大会には山積みのキャベツ!
会場のすぐ裏にある農家さんがつくったキャベツです。
ひとりでは食べきれない!銚子のフードずらり
銚子の名産がいくつも食べられた今回のフードブース。
さらにサイクルポイントで走った周回数に応じて金券をゲットできるため、お得に会場で銚子の味を楽しめました。
野菜を丸かじりしたり、フレッシュな状態で食べられるのはうれしい!
醤油が名産の銚子では、醤油を使ったお菓子や食べ物が多くあります。この木の葉パンもそんな醤油を使ったお菓子の1つで、甘しょっぱくて、どこか素朴で懐かしい味と外側のサクサク食感がくせになります。おやつに最高。牛乳にひたしても美味しそう・・・
さばのつみれ汁。こちらも地元の醤油で味付けをしたさっぱりだしの汁が、くさみのないつみれ団子と合わさっておいしい〜
メンチバーガーは、賞品にもなっている新鮮な地元のキャベツをつかい、タレにはマヨネーズと醤油をあわせたオリジナルのソースを挟んで、しつこくなくてパクパク食べられる絶品でした!
ピットで聞いた!「もしも今、願いがひとつ叶うなら?」
今回は初の試み!ピットインタビューをしてみました。
次回からも続けてお届けしようと思いますのでお楽しみに!
今回のお題は「もしも今、願いがひとつ叶うなら?」
今、会場で、この瞬間にかなったらいいな!こうなってほしい!というみなさんの願いを聞いてきました。
「無事に終えたい」
解読不能
「この気持を文字に表せない!」
「屋根が欲しい」
炎天下の下、テントなしでピットで待機。切実!
「チャンピオンジャージ」
「明日有給」
こちらも切実
「帰りたくない〜」
このあと札幌に帰るそうです・・・!
「自転車部発足!」
受付を手伝っていただいたボランティアのみなさんにも聞いてみました
おわりに
犬吠埼エンデューロに限らず、銚子は「スポーツタウン」として、まさに今進化の真っ最中!
実行委員の小倉さんを筆頭に、廃校を使ってスポーツ施設、そして宿泊施設を作るプロジェクトが進んでおり、先日クラウドファンディングでの資金調達も動き始めました。
▼クラウドファンディングの詳細はこちら
https://readyfor.jp/projects/choshisportstown/announcements/57422
これからの銚子市の発展に期待大です。
※2017年09月01日クラウドファンディングは終了しました。
次回大会は「戦国ヒルクライム in 韮崎・甘利山」
7月23日、走った人には日本でも屈指の激坂と言われる山梨県韮崎市で行われる「戦国ヒルクライム in 韮崎・甘利山」でヒルクライムを開催!
またレポートにてご報告しますので、どうぞお楽しみに!
⇒戦国ヒルクライム in 韮崎・甘利山 大会WEBサイトはこちら