2017年8月5日(土)に開催された「9極の耐9 in 筑波サーキット」。
9時間というのは、耐久レースの中では長い部類に入ります。
一日レースに出続けているということは、補給はもちろん、お昼ごはんや夕食もピット内で取ることになるので、ピットで食べる食事の創意工夫があるなと毎年感じていました。
ただ、その実態をなかなか見ることがなかったので、今年はそんなピットでみなさんが食べている食事を「ピット飯」と名付け、突撃取材してきました!
栄養士さん直伝!補給には『フルーツ缶』
テントもテーブルもあるのに、なにやらこじんまりとお箸で食事を取っているお二人を直撃すると、食べていたのは昼なのに『朝からフルーツミックス』!
その心は?栄養士さん直伝、食欲が無くても食べやすくて栄養を含めカロリー摂取できるのでおすすめとのこと!
合わせてバナナを食べれば腹持ちも良さそうです。
ピットで自作!コンロを使って『焼きそば』
先程のフルーツ缶とは180度反対側、こちらは「焼きそば」を作っていました!
麺の投入に忙しいところ話しかけてしまいました。
焼きそばを選んだその心は?
『やっぱり炭水化物でしょ!』
会場内は炭火を使った煮炊きは禁止されているのですが、ガスコンロの使用はOKなので、こんな楽しみ方もできます。
いい香りに思わずよだれ!ピットなのに『焼き肉』
こちらはガスコンロ用のプレートを使って焼き肉ランチをしていました!
「牛タンもう食べ終わっちゃったよ〜!」とのこと(笑)
持ってくる肉が豪華です。
青空飯もいいよね!お手軽ビーフカレー
こちらは思わず声を掛けてしまったのですが、炎天下のなか、屋根もなく地べたでカレーを温めているチームを発見。
「テントはあるんです!」と主張していましたが、奥のそのテントの中に入るのはツラそう(笑)
レトルトのビーフカレーを温めて、レトルトのご飯にかけて食べる。シンプルでそれも良いなと思いました!
さすがベテラン!毎年恒例のピット飯
こちらは毎年恒例で参加していただいているシニアクラスのチーム「かね八」さん!
ピットを覗かせてもらうとどの準備も他を圧倒する気合いを感じられました(笑)
まずはこちら
かき氷機を持参してのかき氷!
さらに大樽でそうめん!
先に茹でておいたそうめんを袋に入れて保冷ボックスで持ち込んでいました。現地での調理を少なくする工夫は流石です。
極めつけは大玉スイカ!こちらも毎年恒例だそう!
カットされている方がスイカ農家さんだそうで、毎年持ち込んでいるんだそうです。
私も一つ頂いてしまいました。本当に甘くて美味しかった!
その他にもトマトやとうもろこし、きゅうりなども冷やして持ち込んでいて、色々頂いてしまいました。
交代で戻ってきて食べたら最高だろうな〜
あったかくて素敵なチームのみなさん。ありがとうございました!
お店と間違える人続出!?本格的すぎるピット飯
こちらは団体で参加していただいていたホンダ栃木のホビーチームピット!
こちらのピット飯はすごかった・・・もはやバイキングです。
お財布を持ってピットに並んでしまう人が出たほど。※販売はしていません。
セルフで作るフルーツポンチや、好きな具材を盛り付けられる冷やし中華、ホットドッグ、バナナ、などなど・・・
これらの準備を、ライダーでもあるこちらの女性がケータリング担当として用意したのだそう!
自分も走るのにここまで準備するの!?すごすぎます・・・
選手の奥様も一緒に手伝ってピットに入ってくれているそうです。おじゃましました!
おわりに
いかがでしたか?
もちろん会場には飲食ブースもあるのですが、自分たちで用意する食事もまた格別においしいですよね!
今回はそんなピットでの食事の参考になればと思いみなさんを取材しました。
秋はロングライドが多いので、次のレースはかすみがうら!
ロングライドではエイドステーションの情報などをお届けします!